差別化を図るには?
では、どの様にして企業に自分をアピールすればいいのでしょうか?まず、学生と企業の接点を考えてみましょう。 一般的に学生と企業との接点は大きく3つあります。
〇 説明会
〇 ES(エントリーシート)
〇 面接
ここからは、実際に私がこの3つの接点で実践し、効果が高かった差別化の手法や実体験を紹介していきます。
説明会での差別化
説明会で自分を一番売り込む方法。それは「出来るだけ早く説明会に参加する」ことです。
企業が一番学生を採用するのは1回目の採用です。仮に100人採用するとしたら、1回目の採用で40人。2回目の採用で30人。3回目で20、4回目で10人といった配分になることが多い様です。
そうした場合、1回目の採用枠に入れた学生は、特にES等の提出等で説明会の敷居が高い場合、採用人数も多くライバルも少ないため非常に有利です。また、早く説明会に参加することは、企業に志望度の高さをアピール出来ます。
事実、私もESを早期に提出したことや、1回目の説明会に参加したことを人事の人が評価してくださり、(面接で評価している旨を伝えられました)その企業に内定を頂くことが出来ました。
結論として、説明会に早期に参加することで、優位な立場で選考を受けられます。また、人事にも自分の熱意を行動で示すことができる数少ないチャンスです。周りが行っているから説明会に行くのでは無く、自分から積極的に説明会に参加しましょう。
〇 ES提出の説明会に備えESは就活前に作っておく
ESでの差別化
星の数ほどいる就活生から、自分を選んで貰うためにはどうしたら良いのでしょう?ここでは、私が実践し、ESで差別化を図った方法を紹介します。
ESを書く上で大事な事
読み手のことを考えた文章を作る
文章は読み手のニーズを把握し、読み手の欲しい情報を提供出来なければ価値はありません。
これはESも同じで、人事が欲しい情報がないESには価値が無いのです。では、価値あるESを作るためにはどうすればいいでしょうか?それにはまず、読み手である人事がどんな情報が欲しいのかを考える必要があります。
人事の欲しい人財・ニーズとは?
人事が欲しい人財とはなんなのでしょうか?
頭がいい人が欲しいのでしょうか?研究を頑張った人が欲しいのでしょうか?それともボランティアに打ち込み海外留学した人がほしいのでしょうか?私なりに考えてみました。
まず、考え抜いた結論からいうと、人事は別に海外留学とかボランティアをした人が欲しい訳ではありません。企業が欲しがる人材とは、会社に利益をもたらせる人、会社で働き続けてくれる人・・が欲しいと思っているハズです。
「そりゃそうだろう。あたりまえじゃないか」と思いましたか?確かに当たり前ですが、ESを書く際にこのあたり前のニーズを意識して書いていたでしょうか?読み手のニーズを知らないで書いたESに価値はありません。しかし、ニーズを満たしたESは人事に取って重要な投資対象とみなして貰えます。ではどうしたら会社に利益をもたらす人財とみなして貰えるのでしょうか?
利益をだせると思わせるには?
<時間のない人は、この文節だけでも読んでESの参考にしてください>
まず、学生の皆さんは社会人と比べると圧倒的に能力が劣っています。ほとんどの方が自分で利益を生み出したことは無いでしょうし、社会経験もあってないようなものです。
では何を持って私達は利益を生み出せる存在だと人事にアピールすれば良いのでしょうか?私の考えぬいた答えは、「将来性」と「熱意」です。これらを全面に押し出し、ロマンを語ることで「優良な投資先だと思わせる」ことです。私はこれで複数の大手企業から内定を頂きました。
具体的な内容は、
▲【就活】大手に受かる志望動機の書き方 採用担当の目に留まるESを書く方法とは?
を参照してください。実際にこの考えでまとめた志望動機がこちらです。
貴社で身に着けられる技術や、仲間と共に「健康寿命」を伸ばしたいです。これからの医療は予防医療が中心となり、個人のデータからその人に最も適した医療を提供する「個別医療」が主流になると考えています。そこで、健康データを管理・運営するビジネスを展開。健康に関するアドバイスや、治療に役立てることで日本の「健康寿命」を伸ばすシステムを作りたいと考えて居ます。すでに患者のデータを医療の現場で活用し、サービスを展開している貴社ならば私の夢をを叶えらえると同時に、貴社に貢献できると考え志望いたしました。
面接での差別化
まとめ
本日は管理人が実際に行った大手企業に受かるための心構えやESの書き方を紹介しました。最後にもう一度ポイントをまとめておきます。皆さんの就職活動の参考になれば幸いです。
〇 ES提出の説明会に備えESは就活前に作っておく
〇 ESは夢とロマンを語り、魅力的な投資先に映るように書く
〇 面接は練習あるのみ。フィードバックを繰り返し貰おう
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