【夫視点】<家事分担表>を作ってはいけない理由3選

 

最近仕事が忙しくなかなか家事ができていない管理人のブランカです。


「家事分担表」を作成中に、「分担表があると逆に上手くいかない」こと気づき作るのをやめました。

結局の所、「家事分担表」がなくとも夫婦納得して家事を回せています。

 

この記事では、管理人が感じた「家事分担表」が不要な理由とデメリットを紹介してきます

 

こんな方におすすめ

 

✔ 妻が家事分担表を作ると言っている
✔ 家事分担表のデメリットがしりたい
✔ 家事分担表に対する夫視点の意見が聞きたい

 

 

 

 
Notice:他サイトでの「家事分担表」
      ✔ 主婦視点の意見(夫の意見ほぼ無し)
   ✔ メリットのみの記載
   ✔ 旦那が家事をしていないことを証明する旨の内容
 
この記事ではこんなことが分かります

 

1. 家事分担表を作るべきではない理由(夫視点)
2. 家事分担表のデメリット

 

家事分担表とは

家事分担表とは、必要な家事を細かく上げていき、
夫婦で分担を決めて家事を進めるツールです

<家事分担表ざっくりイメージ>

項目担当
風呂掃除
食器洗い
晩御飯用意

 

ネットでは「理系旦那に家事をさせる」、「家事の不平等を無くす」「やってるつもりの旦那に見せつける」といった記事が並び、非常にメジャーなツールになっています。

次に我が家で「家事分担表」を使わない理由について説明します

 

家事分担表を使わない理由

一見すると家事分担表は便利なツールの様な気がします。しかし管理人は作成中に「家事分担表」の存在理由に疑問を持ち始めました。

疑問の内容としては、

1. 分担するメリットがない

そもそも家事を分担することによって効率化ができるのでしょうか?分担=効率化ではないはずです。

「分担すれば作業効率が良くなる」と思われがちですが、それは「1つのことを繰り返すことで作業になれて、早くできる様になる」からです。

例えば、お風呂掃除だけを毎日やっていたら作業になれて早くできる様になりますよね。
たったそれだけのことです。

作業が一つの場合、一つの作業が早くできればそれでいいのですが、家事の場合は作業が無数にあり、作業分担による効率化の効果は薄くなります。

また、分担によりどちらの担当にもならない「宙に浮いた家事」がでてきます。

分担してしまうと、「自分の担当だけやればいい」という心理が働いてしまうので、宙に浮いた家事がいつまでも残されるパターンもありえます。

 

・家事の分担による効率化の効果は少ない
・活動が制限されてしまい、宙に浮いた家事に手をつけなくなる

 

2.理想の家事風景と真逆

そもそも家事はどうするのが理想なのでしょうか?
人によって違うと思いますが、管理人は夫婦が助け合う体制が一番理想的と考えています。

例えば、「夫が仕事で遅くなったらその分妻が。妻が仕事で大変なら夫が家事をする」。
そういったシンプルな助け合い体制が理想です。

そうなってくると「家事分担表」は邪魔です。
下手に分担してしまうと「担当外の家事をやらされている」という意識が芽生えてしまいます。

人は「やったこと」は覚えていても「してもらったこと」は忘れてしまう生き物です。家事を代わったことは覚えていても代わってもらったことは忘れてしまうので、不満がバシバシ溜まっていきます。

「家事分担表を作って夫婦の役割を明確にする」と言われると聞こえはいいですが、一度家事の理想形を考えた上で、本当に役割決めが必要なのかを考えた方がいいでしょう。

・夫婦が助け合う家事と「家事分担表」が目指す家事は目指す方向が逆
・「家事分担表」がストレスの原因になる可能性がある

3.妻がマウントをとるためのツール

最後に「夫」目線からの「家事分担表」を作らない方がよい理由を説明します。
まず「家事分担表 夫」とググってみてください

おそらくこんな感じの内容が出てくると思います。

  • 旦那に家事をさせるために家事分担表を作成
  • 家事の負担を平等にする
  • 旦那が家事をするようになった
  • 家事の負担を論理的に説明できる

妻から見ると「なるほど」となる内容なのかもしれません。でもどうでしょう?管理人から見るとこの内容は突っ込みどころだです。

まず、何をもって平等なのでしょうか?
夫婦とはいえ労働時間も仕事の辛さも収入も何もかも違います。


疲れて帰ってきた旦那に分担分の家事をさせることが平等なのでしょうか?

また論理的に説明とありますが、家庭以外のことを考慮しないのは、果たして本当に論理的なのでしょうか?

もちろん全てではないですが、ネット上では「私はこんなに頑張っているのに、あなたは何もしていない」という妻サイドで旦那にマウントを取る記事が多く目立ちます。

おそらく世の旦那さんは、「これのどこが論理的?」と思いながらも妻が頑張って作ったものに対してなにも言えなくなってしまうのでしょう。

もし妻が「家事分担表を作ろう」と言ってきたら、間違いなくこういったサイトを見ているはずです。

そこも踏まえて「家事分担表」が必要なのか考えてみてください。

 

・「妻」がどういった目的で使うか確認すること
・家事の平等性を家事分担表だけで示せない

 

結論

  • 家事分担表による効率効果は少ない
  • 夫婦が助け合って家事をする際は邪魔
  • 家事分担表では家事の平等性を示せない
  • 作成する際は、目的を明確にしておく
      (マウントを取るためのツールにならないようにする)

 

以上です。
いかがだったでしょうか。

この記事を書くためにいろいろと調べてみたのですが、ネット上の夫の立場って弱いですね。

「会社でこんなこと言ったらパワハラやぞ」ってことも平気で書かれてます。

まさに現代のサンドバック・・

ちなみに管理人の家では夫の家事比率が高めです。


妻の方が忙しいし稼ぎも多いので、その分管理人が家事をやることにしています。


家事で収入差分を埋められるように、日々努力してます